精油の種類と効能

ESSENTIAL OIL

エッセンシャルオイルについて

エッセンシャルオイル(精油)は、特定の植物の特定の部分から、蒸留などの方法で作られます。 花・葉・樹皮・根・果実・種子・樹脂・茎などから作られます。

エッセンシャルオイルを体に取り入れる方法は色々あります。最も効果の高い方法のひとつは、皮膚を通じての経皮吸収・アロママッサージです。

エッセンシャルオイルをキャリアオイルに混ぜて皮膚につける方法はアロマセラピーでよく利用されています。マッサージによって皮膚に用いられたエッセンシャルオイルの成分が血液や尿の中にすばやく出現することは、多くの治療試験で確かめられています。

皮膚が精油をすばやく吸収するのは脂肪親和性が高いからだと言われています。皮膚の外側の層(表皮)を通過した精油の分子は毛細血管の中の血液と組織液に取り込まれて全身へ運ばれます。

部屋を暖かくする、温かい手でマッサージする、手で温めたオイルを皮膚につけるといった方法で熱を加えることは、精油の吸収を促進します。痛みや炎症の起こっている患部など、必要な部分にじかにオイルを適用できることは経皮吸収による使用法の大きな利点です。しかもそれだけでなく、精油を血液に取り込ませてそこから脳を含む全身へ送り込むための方法としても経皮吸収は優れています。

ラベンダー Lavender

oil_lavender200安眠効果があることで知られるラベンダー。他の精油となじみやすく、よく使われる精油の一つです。爽やかでフローラルな香りが心を癒し、深くリラックスさせてくれます。かつて、古代ローマでは、傷の手当にラベンダーを浴槽に入れて沐浴していたといいます。抗炎症、鎮痛、消毒作用などにより、軽い火傷の応急手当に効果があり、痛みが治まり、傷跡が残りにくく回復します。鎮痛作用があり、体の痛みを緩和する効果があります。

イランイラン YlangYlang

oil_ylangylang200マレー語で「花の中の花」を意味するイランイランは、6m~15mに育つ高木です。シャネルなどの有名なブランドの香水にも使われており、またインドネシアでは、結婚式など幸せな場面に良く使われるお花です。ホルモンバランスを整える作用があり、生殖器系に働きます。また、インポテンツなどの性的な面でも使用されます。乾燥肌、脂性肌の両方に効果をもたらします。その他、毛髪促進や、痛んだ髪のケアにも向いています。甘くて濃厚な色っぽい香りが特徴です。

スウィートオレンジ SweetOrange

oil_orange200オレンジの果皮から採取される精油は、果実そのままの甘酸っぱい香りです。気分が落ち込んでいる時など最も有効なエッセンシャルオイルの一つです。また胃腸の調子を整える作用がありますので、下痢や便秘、食欲不振にもおススメ。一方でリラックス効果も高い為、安眠の為のエッセンシャルオイルとしても良く使用されています。香りを楽しんでいるうちに一日の疲れを癒し、知らずの内に深い眠りに入る準備をさせてくれます。

グレープフルーツ Grapefruit

oil_grapefruit200学名の「paradisi」は「楽園」を意味する言葉であり、その名の通り、気分を高める効果があります。中枢神経のバランスをとり、前向きな気持ちになります。冷却、解毒作用は主に肝臓に作用し二日酔いなどに効きます。また、リンパ系の浄化や体液の流れを正常化するのでダイエットにも役立ちます。

ペパーミント Peppermint

oil_peppermint200ガムや歯磨き粉など、様々な香り付けに使われているペパーミント。年草で、スペアミントとウォータミントの交配種。湿気を含む気候を好む植物です。リフレッシュに適した、すっきりとしたミントの香りで有名です。胃腸器官の不調や乗り物酔いなどの吐き気に有効です。花粉症や鼻づまりなど、呼吸器系の症状にも効果を発揮します。軽い麻酔作用と冷却作用があり、肌のかゆみを鎮める効果、歯痛、頭痛、筋肉痛などを和らげます。

ローズマリー Rosemary

oil_rosemary200ローズマリーは、ヨーロッパで古くから料理に欠かせないハーブとして利用されてきました。精神疲労などで物事に意識を集中させることが難しい時に、効果を発揮します。やる気や自信を喪失した時に、明るく前向きな心にしてくれます。清涼感があるフレッシュな香りが頭脳を明晰にして、集中力や記憶力を高める効果も期待できます。仕事部屋や勉強部屋に向きますが使いすぎに注意しましょう。

ティートゥリー Teatree

oil_teatree200オーストラリアの先住民であるアボリジニが、この木の葉をお茶にして飲んでいたことから、ティートゥリーと名づけられました。また、アボリジニは、傷や感染症を治す万能薬として利用していたといいます。抗菌、抗ウイルス作用があり、呼吸器系の不調や、風邪やインフルエンザなどの感染症、花粉症に効果があります。また、免疫賦活(ふかつ)作用があり、白血球を活性化する効果があります。シャープで清潔感のある香りが特徴です。

桧 Hinoki

oil_hinoki200日本と台湾に生息するヒノキ。脂分多く含んでおり、ヒノキを擦って火を起こしていたことから、「火の木」との名前が付いたといわれています。防虫、防腐効果があることが有名で、古くから建材として活躍してきました。清々しく懐かしいようなアンダートーンで落ち着いた香りが特徴です。血液を促進する効果があり、冷え性やむくみ、下半身のだるさなどの改善に役立ちます。強壮と鎮静作用もあり、心が落ち着く効果があります。

ベルガモット Bergamot

oil_bergamot200紅茶のアールグレイの香りづけに使われる香り高いベルガモットの優しい香りはほとんどの精油と相性が良く、香水や化粧品などの天然の香料としてもよく用いられます。コロンブスがカナリア諸島で発見し、スペインとイタリアに広めたといわれています。抗菌作用などにより、脂性肌のケアや、ニキビ、吹き出物、湿しんなどの改善に有効です。柑橘類の中でも特に甘い香りで、フローラルなトーンが特徴です。

ゼラニウム Geranium

oil_geranium200ゼラニウムには悪霊を退ける力があると信じられていたため、ヨーロッパでは古くから家の周りに植える習慣がありました。バラに似た芳香で、香水や石鹸などによく用いられています。皮脂のバランスを整える作用があり、肌のお手入れに非常に適しています。ホルモンの働きを整える作用があるので、女性特有のトラブルにも効果的です。利尿作用により、体内の余分な水分や老廃物を排出する作用があるので、むくみや肥満の解消に効果的です。

マジョラム Marjoram

oil_marjoram200ギリシャでは薬草として利用されていたほか、幸福の象徴とされており、新婚夫婦にマジョラムが贈られたりしていました。副交感神経に働きかけて、自律神経を調整する効果があります。呼吸、消化、便秘、不眠、食欲不振の改善に。血行促進、体温調節作用などにより、冷え性やむくみに役立ちます。また、筋肉痛、月経痛、こりなどの痛みを和らげる効果もあります。かすかにスパイシーさを感じさせる温かみのある芳香です。

ジャスミン Jasmine

oil_jasmine200ジャスミンは、インドやアラブ地域で媚薬として使われてきた香りで、クレオパトラが愛した香りとしても有名です。乾燥肌を改善し、潤いのある肌へ。自信を取り戻し、多幸感を感じる効果があります。軽く陶酔させる、甘美でエキゾチックな花の香りが特徴です。

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